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砂の城 (1) (集英社文庫―コミック版)

砂の城 (1) (集英社文庫―コミック版)
一条 ゆかり
砂の城 (1) (集英社文庫―コミック版)
定価: ¥ 630
販売価格: ¥ 630
人気ランキング: 125938位
おすすめ度:
発売日: 1995-12
発売元: 集英社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

韓国ドラマ好きの人は 必ず はまる
今(いやちょっと前か?)流行っている 韓国ドラマの ストーリー性は
この頃の 一条ゆかり の まんがに よく似ている。

一条ゆかり氏は 「主人公のナタリーは 最も苦手な女性のタイプ」と言っているが
確かに こんな友人がいたら、危なっかしくて厄介だが、マンガやドラマの主人公としては、
とても 感情移入しやすい。

ナタリーは 村一番のお金持ちのお嬢様で、その家で拾われた男の子 フランシスと とても
幸せな 少女時代を 送る。
しかし 身分違いと言う 親戚のおばさんの考えから 引き離され、不幸な事故で フランシスは
記憶喪失、あげくは別の女性との 息子を残して死んでしまう。

ナタリーは その少年・フランシス をひきとり、育てていく。
フランシスは 美しいナタリーを 愛し、ナタリーも フランシスに 惹かれていく。

大人の女性としては、16歳下の 美少年から 慕われるなんて たまらない 魅力。
一条ゆかり氏の 息もつかせぬ 手腕で、最後まで のめりこみ、今でも繰り返し繰り返し 読んでいます。

最高! 何度読んでも泣ける だいすきな本のひとつ

幼稚園のころに、りぼん本誌で読み、なんだか印象に残り、
高校生のころに、全巻よみとおしました。
いまでも大切な本の一つです。

ナタリーは両親に愛されて育ちましたが
16歳のとき、両親を飛行機事故でなくし
フランシスしか頼る人がいなくなってしまいます。

両親をなくしたショックと、若さゆえの視野のせまさから
結婚を反対された二人は心中未遂をはかります。

そこで、ナタリーだけ助かり、
生きる望みをなくした主人公は自殺未遂を繰り返します。

たしかにすごいストーリー展開です。
一条ゆかりが用意したこの舞台は、確かに不幸のオンパレード。
普通の人はここまでの出来事に、遭遇することはまずないでしょう。

しかし、そこまで不幸が続けば、
繊細な心を持った人であれば、
心のバランスをなくしてしまうだろうと思われます。

つまり、状況設定はありえなさそうですが、
人間描写はリアリティがある、と思います。

もしもそうなったら、
16歳の少女はどうやっていきるのか?
そこに、このマンガの醍醐味があると思います。

なんつーか
主人公に次々と襲い掛かる不幸。とにかく、すごい不幸の連続、出てくるキャラたちの様々な悲恋。
最後は泣けました。でも、ナタリー、愚かだと思う。
年の差ゆえに、フランシスを信じ切れなかった彼女の愚かさが破滅をまねいたのよね。。。まあ、彼女にとっては幸せだったのかもしれないけど。。。

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